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2010年3月

2010年3月 4日 (木)

バーの奥で議論白熱

マンチェスターで民主主義を見た。

ドラッグ汚染による迷惑を人並みに受け、ステューデントユニオンによる「ドラッグを合法化すべきか」というディベートがあるとホームページに出ていたので本当に困るから昨日出席してきました。

広めのバーの奥の扉をくぐると落ち着いた講演室があり、夕方5時と聞いて生真面目に急いだら一番前に空いてたソファに座っちゃう羽目に。濃い面子の自己紹介が続き、どうやらユニオンがドラッグ合法化を目指すグループからゲストスピーカーを呼んでの催しらしい。議長の切り盛りが後から考えるとものすごく良かった。洋画家がジャンヌダルクをイメージして描いたらこんな感じという女の子が腕時計を見てて、話の流れも加味しながら時間制限の催促にスピーカーが話してる最中机をバンバン叩く。

意見があるとき、立ち上がってアピールするがスピーカーからの許可がない限り割って入らない。かなりの頻度で結局座りなおす。聴衆の中からもポンポン立ち上がっていた。もっとも、顔見知りらしいメンバーが相当いて、議長が名指しで「イエス、XXXX」とアピールに応えて意見させてもいた。

内容は正直よく理解できなかった。多分こうだったとか書けないし。参加しながら思ったのは、ドラッグ合法化という発想がそもそも「ドラッグのない社会を作るのはムリだ」というあきらめからスタートしているんじゃないのかということ。後ろの方から真摯な意見があり、合法化によって薬物がタバコやアルコールと同じように「ああ、楽しんでね」とみんなに認識されるように社会常識が変化するのは良くないというおそらくは自分と同じ初参加者からの説明には納得至極。

ディベートの後で挙手による投票、15対14で合法化反対の勝ち。あの講演室には合法化を望む人たちがかなり集まっていたようだ。結果は結果として、より大事なことは反対派と賛成派が交流するということなんだと後々思った。ゲストスピーカーには直後にワインのプレゼント。


すぐ熱くなる俺。大人気なくすぐ怒って後で反省。違う意見を持ちながらユーモアを交えて交流を図る文化は大変勉強になりました。

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